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日本の住宅は、その多くが3尺×3尺の「3尺モジュール」(1尺あたり303mm 3尺=半間、910mm)という基準寸法で作られています。
代表的な部分として、廊下や階段、トイレの幅などが3尺で作られていますが、この3尺モジュールが確立されたのは明治時代(度量衡法)の頃で、当時の身体のサイズにとっては適当な大きさだったといえます。 また、文部科学省学校保健統計調査−年次統計年齢別平均身長の推移(昭和23年度〜平成15年度)によると、昭和23年度の17歳男子平均身長は160.6センチという結果になっています。 しかし、同調査における平成15年度の17歳男子平均身長は170.7センチという結果になっており、この55年間におよそ10センチも平均身長が高くなったことが分かります。 つまり、平均身長が高くなったということは、身体の横幅も大きくなったということでもあるのです。 |
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今や3尺モジュールは、現代の日本人体型に適した基準寸法とは言い切れなくなってきているのではないでしょうか?
そこで注目されたのが、1メーター×1メーターの「メーターモジュール」という基準寸法です。 この2つのモジュールを比較すると、9センチのゆとりが生まれることが分かります。 この「9センチの差」がどれだけのものかは、数字上ではよく分かりません。 実際に廊下を例にして、2つのモジュールの違いを比較してみましょう。 |
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また、車椅子使用時に必要な廊下の有効幅員は、フラット35木造住宅工事仕様書(住宅金融公庫監修)においては85センチ以上とされており、これによって、自走用車椅子は「この廊下を直進若しくは直角に曲がることができる」とされています。
3尺モジュールで85センチ以上の有効幅員を確保するためには、廊下の幅を3尺5寸(1050mm)以上で作ることになり、これではあまり効率的とは言えません。 ですから、メーターモジュールは、バリアフリーを現実化するために最も適した基準寸法であると言えます。 |
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